「まだ大丈夫」のうちから、自分を大切にする
「これくらい、みんな頑張っている」
「もっと大変な人もいるんだから」
「人に迷惑をかけたくない、かけてはいけない」
そんなふうに、自分のことを後回しにしていませんか?
家族のこと、仕事のこと、子どものこと。毎日の生活を大切にするほど、自分の疲れやつらさには気づきにくくなることがあります。
でも、だからこそ、心の健康も、体の健康と同じように、日頃から少しずつケアしていくことが大切です。
⭐セルフケアは、「自分を甘やかすこと」ではありません
セルフケアとは、
「今の自分はどうかな?」と気づき、必要なものを大切にしてあげること。
たとえば、
・よく休むこと。
・気持ちを言葉にすること。
・無理をしていることに気づくこと(今の状態を感じてみること)。
・誰かに助けを求めること。
・専門家に相談すること。
…など、どれもセルフケアです。
「まだ病院に行くほどではない」
「カウンセリングを受けるほどではない」
と思う段階でも、自分の状態に目を向けることには大切な意味があります。
⭐「誰かに話せる」が、こころの支えになる
つらいときに、
「話を聞いてくれる人がいる」
「困ったときに頼れる場所がある」
「ここに来れば誰かと話せる」
と思えることは、それだけでも大きな安心につながります。
人とのつながりや「自分はひとりではない」という感覚は、孤独感を和らげ、心身の健康にも関係することが、さまざまな研究で示されています。
だからこそ、セルフケアはひとりで頑張ることではありません。
誰かと話すことも、
人とつながることも、
助けを求めることも、
大切なセルフケアなんですね。
⭐海外で暮らしているときこそ
私自身もイギリスに住んでいるため、海外で生活を頑張る日本人の方を想定してみたとき、
海外生活では、家族や友人と離れたり、言葉や文化の違いに戸惑ったり、これまでの仕事や役割を失ったりすることがあります。
「自分で選んだことだから」
「家族のためだから」
「そうする他なかったから」
と頑張っていても、急に心細くなったり、つらく感じたりするときも起こり得ます。
そんなとき、
「困ったらここに相談できる」
「少し話したいときに、話せる人がいる」
という場所があることは、大きな支えになります。
すべてを自分ひとりで解決しなくてもいい。
誰かと話しながら考えてもいい。
コミュニティ心理学の観点からも、こうした地域の拠り所は大切だと考えられています。
⭐自分を大切にすることは、大切な人を大切にすることにもつながる
自分に余裕がなくなると、家族やパートナー、子どもとの関わりにも影響することがあります。
自分を大切にすることは、自分勝手なことではありません。
これはとても強調したい部分です。
自分の心身を守り大切にすることで、大切な人との関係も守っていく。
そのための大切な行動でもあります。
⭐こんなときは、少し立ち止まってみませんか?
・最近、ずっと疲れている
・前よりイライラする
・何をしても楽しくない
・誰かと話したいけれど、話せる人がいない
・大丈夫、と言いながら無理をしている気がする
そんな小さな変化も、自分自身からのサインなのかもしれません。
病気になってからではなく、「まだ大丈夫」のうちから。
自分の心に目を向ける。
誰かとつながる。
頼れる場所をつくっておく。
優しくケアをする。
それも、心の健康を守るための大切な一歩です。
あなたがあなた自身を大切にすること。
そして、ひとりで抱え込まなくていい場所を持つこと。
Your Perchが、そんな場所のひとつになれたらと思っています。


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