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Your Perch
~心の止まり木~



色彩を取り戻す、カウンセリングという体験
色彩を取り戻す対話 ― 開かれた共感と「ともに在る」関係性 ― 海外での暮らしや日本国内の転居を重ねるなかで、文化や言葉の違いが新しい光を投じる瞬間があります。その光はたくさんの新しい刺激を含んでおり、ときに眩しく、ときに影をつくります。たとえば、心の隅に隠されていた感情や考えがふと浮かび上がってくるような、そんな瞬間です。けれどその刺激が織りなす光と影の中で、人と人とが、あるいは自分自身に、出会いなおす時間が生まれるのだと、私は感じています。 私は臨床の場で、クライエントの苦しみを「治したい」「解決したい」と考えているわけではありません。もちろん、回復は願います。ですが、それよりも、 開かれた共感と自己一致を保ちながら、その人の世界をともに歩くこと を大切にしています。 私たちの関係は、時に泥水がじんわりと染み込みこんでいくように、綿あめが水に溶けていくように、異なる存在同士が溶けあい混ざり合うような、 関係が深まる体験が少しずつ積み重なっていきます 。 カウンセリングは、そうした体験を重ねる中で、やがて色彩を取り戻していくような旅でもあります

popo
4 hours ago5 min read


どうして知らない・理解できない物事、人に会ったとき不安や攻撃的になるのか、その対処とは
「なんだか怖いな」「よくわからない(人)だな」…と感じたときの、心のしくみについて書いてみたいと思います。 たとえば 見たことのない習慣や文化にふれたとき 自分とは考え方や見た目がまったく違う人に出会ったとき 子どもが「なんであの人、○○なの?」と聞いてきたとき...

popo
May 235 min read


誰の心の中にも潜む差別や偏見。バイアスについて考える
突然ですが、あなたの中には差別や偏見といった考え方はあると思いますか? 「とても気を付けていて、そんなものはない」と思われる方もいれば「あるかもしれない」と思われる方、「実はあることを感じている」という方…さまざまいらっしゃるかもしれませんね。...

popo
Apr 187 min read
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