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Your Perch
~心の止まり木~



心を守る力はどのように育つのだろうか
人の心の危機を理解するとき 「リスク因子(risk factors)」と「保護因子(protective factors)」 という考え方が使われることがあります。 リスク因子とは、心の不調や自殺などのリスクを高める可能性がある条件のこと。 例えば研究では、次のようなものが挙げられています。 *リスク因子 うつや不安などの精神的な困難 孤立や社会的サポートの少なさ トラウマ体験や虐待 経済的困難や大きな喪失 過去の自傷・自殺企図 アルコールや薬物の問題 こうしたものは、一つだけですぐに何かが起こるというわけではありませんが、 重なっていくと危険性が高まりやすい とされています。 また、心理学の研究では リスク要因だけでは未来を予測できない ということも大切なポイントです。 どんなにリスクがあっても必ず危機に陥るわけではないし、 逆に一見問題が少ない人でも苦しみを抱えることがあります。 だからこそ、もう一つの視点が大切になります。 それが 保護因子(protective factors) です。 *保護因子 困難な出来事が起きても心が壊れてしまう

popo
3月12日読了時間: 4分
セルフコンパッション(自己への慈しみ)とは。甘やかすこととは異なる理解
セルフコンパッション(self-compassion)は、Kristin Neff(2003)の研究をきっかけに広く知られるようになった概念です。 日本語では「自己への思いやり」や「自分への慈しみ」と訳されます。 それは、 自分の苦しみに気づき、それに対してあたたかく応答しようとする姿勢 のことを指します。 つらいとき、失敗したとき、思うようにできなかったとき、 私たちは、自分に対してとても厳しくなってしまうことがあります。 「どうしてできないのだろう?」 「また失敗した」 「自分はダメだ」 その声は、励ましのつもりであることもあります。 けれど同時に、強い緊張や不安、恥を生み出し、結果的に自分を苦しめてしまうこともあります。 そんなときに支えとなる考え方が、セルフコンパッションです。 セルフコンパッションは、主に3つの要素から成り立っています。 ① 自分への優しさ(Self-kindness) 自分を厳しく裁くのではなく、困っている友人に向けるような言葉を自分にも向けてみる姿勢です。 これは「甘やかす」こととは異なります。とても大切なことな

popo
2月11日読了時間: 4分
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